はじめに
在宅での服薬管理で困ったことありませんか??
◎認知症があって、服薬箱や服薬カレンダーを使っても内服できない。
◎服薬が本当にきちんとできてるか、把握が難しい。
服薬ロボットとは??
服薬ロボットの特徴
特徴① 飲み忘れを予防
服薬ロボットは
お薬を飲む時間になると
音声と画面で服薬時間だ知らせてくれます!!
(ケアボット株式会社のHPより)
この上の画面が、下記のように変わり、
画面上で薬の時間と認識できます。
(ケアボット株式会社のHPより)
また、音声でも「昼のお薬の時間です」と
知らせてくれます。
また、服薬ロボットの近くにいなくても、下記のような機能があります。
②服薬しなければ、服薬予定時間の2時間後まで、繰り返しアナウンスしてくれる。
特徴② 薬の間違えを予防
お薬カレンダーや配薬箱だと、
どうしても取り間違えの予防ができません・・・
それが、服薬ロボットだと、
セットしてある内服薬が自動で出てくるので、
取り間違えの心配がいりません。
こんな感じのケースに薬が入ってます。
薬剤師さんが配薬ケースにお薬をセットしてくれるので、
間違えないでお薬が飲めます!!
特徴③ 飲みすぎ予防
服薬ロボットは、
お薬を飲む時間を事前にセットしておきます。
そのため、
お薬を飲む時間以外に飲もうとしても、
「お薬の時間ではありません」とアナウンスが流れて、
飲みすぎを予防してくれます!!
特徴④ 服薬履歴をデータで管理
でも、実際に内服できたかが分からないと困りますよね。
服薬ロボットは、
内服できたかが、データで記録されてます。
画面の「メニュー」をタッチすると、
「履歴確認」の画面が表示されます。
そこをタッチすると、
内服できたかどうかが〇と×で表示され、
内服忘れがあったかどうかが、一目瞭然で分かります。
どんな人に服薬ロボットが使えるの??
mamaナースが実際に服薬ロボットを使ってみて、
服薬ロボットを使用を推奨できるケースは以下です。
②曜日や日付の認識ができず、服薬カレンダーを使えないような認知症の療養者。
③内服薬の種類や食間薬など複雑な服薬管理が必要な療養者。
④訪問薬剤師を導入してもOKな療養者。
服薬支援サービスの流れ
①調剤薬局に服薬ロボット導入を依頼する。
②薬局が薬を準備
mamaナースが支援してる療養者さんのケース支援
mamaナースが支援してる療養者さんの場合は、
病院を3か所受診しており、それぞれ別の日に処方がでます。
そのため、薬剤師さんは、受診のタイミングに合わせて
支援を行っています。
また、この療養者さんは
1日2回、朝と夕の服薬のみのため、
最大で14日分の配薬ができるとのことです。
朝・昼・夕・眠前の1日4回の服薬では、1週間分の配薬が可能だそうです。
施設での利用ケース
ケアボット株式会社のHPには
施設利用でのケース紹介があります。
個人宅利用だけでなく、
施設での利用は魅了的だなと思います。
病院もそうですが、
たくさんの利用者さんがいるところでは、
服薬管理のインシデントが起きやすいのです。
こういう形であれば、
安心して服薬管理もできますね。
料金について
服薬ロボットのレンタル自体は無料です。
ただし、
薬剤師の訪問(訪問薬剤管理指導)を受けてる必要があります。
薬剤師の訪問は、だいたい500円~600円程度のようです。
これだけのサービスを受けられて、
この金額であれば、
安全に服薬できる服薬ロボット導入は有効だと思います!!
まとめ
服薬ロボットは、
今までの服薬カレンダーや服薬箱では解決できなかった
服薬管理の代替になってます。
服薬ロボットを導入できるかは、ケースバイケースですが、
利用できるケースに置いては、
大変有意義なシステムになってると思います。
値段もリーズナブルで、この利便性や安全性を手に入れられるのであれば、
使わない手はないはずです。
みなさんも、利用したいケースがあった場合には、